未来少年コナン

録画していた再放送をやっと見終えた。

四十数年ぶりに見ても、「未来少年コナン」は名作のまま、僕を楽しませてくれた。

アニメに限ったことではないが、作品を面白いと思うかどうかは、発表された当時の社会情勢(文化や科学の発展の程度とか人々の暮らしぶりや考え方とか)に拠るのは勿論のこと、見る者の年齢も大きく影響する。子どもが見たら面白くても大人が見たらつまらないモノも多い。

未来少年コナン」は、子どものときも、大人になった今も、変わらず面白くて、なんというか安心した。

もしも、「巨人の星」や「宇宙戦艦ヤマト」を約五十年ぶりに見たら、懐かしさ以上の感覚に浸れるのだろうか。見たいようで見たくないような、楽しかった思い出は、思い出のまま残しておきたい気もする。