大江健三郎死去

3日。88歳だった。

学生の頃大好きだった作家。特に初期(どこまでが初期なのか分からないけど)の作品が好きで、「死者の奢り」と「セブンティーン」はすばらしく面白かった。

先日、なんとなく、「万延元年のフットボール」を読み返したくなって書棚を漁ったが見つからなかった。仕方ないのでTSUTAYAで買おうと思って出かけたが、大江健三郎の本は一冊も置いてなかった。三島や芥川はあるのに、大江はない。ちなみに森鴎外もなかった気がする。大江や鴎外の本は読まれない(売れない)のかと思うと少し寂しかった。

ご冥福をお祈りする。