Tポイント終わる

きのう、TポイントとVポイントが統合した。と言っても、Vポイントがなんなのか知ったのはごく最近。記事を読めば、Tポイントは2003年に始まっている。もう少し前からあった気がしてたので、ちょっと意外。それなりにお世話になった。 初めてTポイントを知…

大谷176号

大谷が大リーグでの通算ホームラン数を176に伸ばし、松井秀喜の記録を抜き日本人最高となった。 大谷はこのホームランを「特別」と言っているが、本当はどうでもいい記録だと思っていると僕は思う。そんな数字にたいした意味はない。ただ、マスコミが大谷を…

Last Days 坂本龍一 最期の日々

NHKスペシャル。 自分も歳をとると、人が死を迎えるとき、痛みや恐怖にどのように対峙するのか気になってくる。それは別に有名人でなくてもいいのだが、やはり「世界のサカモト」だから見てしまう。一般人のそれだと見ていて辛くなりそうで。 坂本は死ぬギリ…

水原一平氏違法賭博

大谷自身が会見で説明したことの反応は、大谷は賭博に一切関わってなくてよかった、大谷の言うことをを信じる、といったものが多いようだ。ただ、本当にそうなのか、本当に信じていいのか、といった一抹の疑いをみな押し隠しているようにも見える。 それは水…

魔女の宅急便

★★⭐⭐⭐ テレビで放映していたので、久しぶりに観なおした。悪くない。なんなら面白いと言ってもいい。 もし小学4年生ぐらいの女の子と映画館に行くことになったら、この映画を観るのがベストチョイスだろう。恐くないし、悪い人間もほとんど出てこない(唯一…

鳥山明逝去

1日。68歳。 少年ジャンプで「ドラゴンボール」を読んでいた。途中まで。アニメは見ていないが、バトルシーンが多かったようで、僕が求めていたものではなかった。 マンガの方で言えば、ファンタジー感が色濃かった頃にワクワクして読んでいた。だいぶ記憶…

気候変動問題

気候変動問題の解決は大事だ。対策を怠ると、海抜の低い島国が海に沈んだり、砂漠が拡大したり、さまざまな問題が発生する。解決のための取組はすぐに実施しなければならない。 が、それより重要な問題があると思っている。化学物質だ。例えばマイクロプラス…

かがみの孤城

★★⭐⭐⭐ 思ったより楽しめた。 映像的には大したことはない。作り込み感がまったくなく、テレビアニメのレベルと大差ない。 が、ストーリーが結構いいのである。最後、ちょっとウルッときたりする。絶賛するというわけじゃなく、まあ大人の鑑賞にも耐えるとい…

高瀬庄左衛門御留書

★★★★⭐ 面白い。若い頃、時代小説はいっさい読んだことがなかったが、歳をとるにつれ読むことが増え、どれも面白いと感じる。たまたま面白い時代小説を選んでいるだけだと思うが、歳のせいも少しあるかもしれない。 本作では『罪と罠』の章がハイライトだろう…

オーガ(ニ)ズム

★★★⭐⭐ 文庫で上下2巻の分量ではあるものの、読み終わるのにずいぶん時間がかかった。たぶん7か月以上。その間に近しい人が二人亡くなった。 面白くはあったのだが、読んでてすぐに眠くなった。酒を呑みながら読んでいたからだけではないだろう。たぶん何か…

アステロイド・シティ

★★⭐⭐⭐ ウェス・アンダーソンの映画は大好きで、リアリティのないことをリアルに表現することで不思議な魅力を生み出している。そういう意味では本作もウェス・アンダーソンらしい映画なのだけれど、今回は何を描こうとしたのか意図が分からなさすぎて、戸惑…

東京ヒゴロ

★★★★★ 第三巻で完結。ちょうどいい長さだった。これ以上続けると個々の回は優れていても、作品全体としてはダレそうな気がしたので。 誰が主人公だったのだろう。塩澤ではない。彼は狂言回しである。長作か。たぶん半分は当たっていよう。それぞれの回に登場…

VIVANT

TV

★★★★⭐ びっくりする展開の連続で面白かったのだが、びっくりさせることがこのドラマの一番の狙いであって、なんていうか、深みとか綾とか機敏みたいなものはほとんどない。けど、それが潔くてよい。ビックリしたでしょ?面白かったでしょ?と、畳み掛けてく…

岸田首相3863万円

昨年の国会議員の所得が公表された。 思うところが二つある。 一つ目。隠してないだろうかという不信。株とか不動産で儲けてたりしてないのだろうか。あるいはそれらは公表の対象でないとか、奥さんの名義にしてるから公表されないとか、そういうことなのだ…

are you listening?

★⭐⭐⭐⭐ 2020年のアイズナー賞受賞作らしい。アイズナー賞がどんな賞か知らないけれど。 ほぼ全編を通じて絵が暗い。悲惨とか悲嘆とかいう意味の暗さではなく、単純に明度が低い。印刷を失敗したのかなと思うほど暗い。だいたい夜のシーンばかりなので仕方ない…

マネーボール

★★★⭐⭐ ふつうだったら統計的手法を使って試合に勝つチームが敵役で、友情とか希望とか根性とか精神論で勝とうとするチームが主役になるはずだが、この映画ではちょっと違う。あくまで統計的手法で勝とうとする。もちろん貧乏球団が金持ち球団に挑むとか、統…

世にも奇妙な物語'23夏

お姫様クラブ★⭐⭐⭐⭐ 小林家ワンダーランド★★⭐⭐⭐田口浩正がいなけりゃ★(星ひとつ)だった 視線★★★⭐⭐なんとか及第点 虹★⭐⭐⭐⭐ 「世にも奇妙な物語」はたまにすごく面白いものが出るのでチェックするのだが、今回はハズレばかりで時間のムダでした。「視線」はギリ…

シン・エヴァンゲリオン劇場版:Ⅱ

★★⭐⭐⭐ タイトルの最後の「:」のあとが「Ⅱ」っぽいけど、たぶんちがう。さらに、ディスクには3.0+1.11と書いてあって、なにがなにやら分からない。タイトルだけならまだしも、内容はもっとわけが分からない。出だし、シンジくんは相変わらずグジグジしてて、…

82年生まれ、キム・ジヨン

★★★⭐⭐ ジヨンの気持ちはよくわかる。男には分からない、と言われそうだけど、そしてたしかに全部を分るはずなどないけれど、それでも分かる。分かるから、この小説は面白い。この小説は、分からせる小説なのだ。そういう意味では、文学ではなくて、たんなる…

上岡龍太郎死去

関西に住んでいた頃、深夜に「パペポTV」を見ていた。上岡龍太郎と鶴瓶の掛け合いは何気ないようでいて、あれだけ笑わせられるのはやっぱりプロの仕事だ。 もっとも面白いのは9割がた鶴瓶のほうだと思うが、上岡龍太郎は鶴瓶を生かすワザをもっていたという…

藤井7冠 最年少名人

きのう、第81期名人戦第5局で藤井聡太竜王が渡辺名人に勝った。 おそろしく強い。過去の名人と比べても歴代最強と言えるかもしれない。それくらい強い。でも、たぶんAIには負ける。が、それがなんだ。100m競争を例にすれば、人間がバイクや車を相手にして…

地図と拳

★★★⭐⭐ 面白いのだが、ページを繰る手がなかなか進まなかった。 同じ作者の「君のクイズ」に比べれば、話が長いし、重いし、込み入ってるしで、大作といってもいいのだけど、短くて軽くて簡潔な「君のクイズ」のほうを評価してしまう。

加速してゆく

★★⭐⭐⭐ 「11文字の檻」の一編目。 JR福知山線脱線事故が出てくる。事故としての重さが小説に使われることを許さない気がする。ミステリーとして必要な要素でもない。なのになんでと思って巻末の「著者による各話解説」を読めば、元々は9人の作家が平成に起き…

THE FIRST SLAM DUNK

★★★⭐⭐ 久しぶりに映画館で映画を観た。しかも娘と。 井上雄彦はさすがに上手い。ONE PIECEなら寝てしまうかもしれない。井上自ら脚本・監督を担当した以上、「それなり」以上のクオリティで作っている。

一人称単数

★★★⭐⭐ 村上春樹の短編集。文庫で出たので買った。30年前は新刊が出るのが待ち遠しかったというのに、今は新刊を買わず、文庫が出るまで待っている。 いまになって思えば、村上春樹の長編は、ギリギリ「ねじまき鳥クロニクル」まで読めば、あとは読まなくたっ…

坂本龍一死去

いま調べてみたら、ライディーンの発売が1980年だった。それから40年以上経って、僕はまだここにいる。

WBC優勝

ちゃんと観れたのは準決勝メキシコ戦だけでしたが、この試合の素晴らしさといったらもういつ以来のことか思い出せないくらいいい試合だった。それまで不振だった村上が逆転サヨナラのヒットを打つなんて、泣きそうになりました。 一次ラウンドから一度も出場…

超人間要塞ヒロシ戦記

TV

★★★★⭐ いやもう面白かった。 バカバカしい話をマジメにドラマに作り上げたといった感じです。バカな話だからといって手を抜いて作ってたら、こんな面白いドラマはできません。 傑作と言っていいと思います。

大江健三郎死去

3日。88歳だった。 学生の頃大好きだった作家。特に初期(どこまでが初期なのか分からないけど)の作品が好きで、「死者の奢り」と「セブンティーン」はすばらしく面白かった。 先日、なんとなく、「万延元年のフットボール」を読み返したくなって書棚を漁っ…

黒田東彦日銀総裁

この人と安倍元総理のせいで、日本は莫大な借金を背負うことになった。1000兆円。 景気や株価を支えただの失業者が減っただの、二人とも偉そうに言ってきたが、国債を大量に発行して、それを日銀が買い上げて、そうやって作ったお金をばらまいただけのこと。…