砂川文次という人

芥川賞作家。

朝日新聞の「ひと」欄を見ると、この人は嫌な人なんだろうなと思う。

アゴヒゲを生やしている写真が載っている。アゴヒゲを生やしている区役所の職員というだけで、めんどくさい人だと思ってしまう。別に区役所の職員がアゴヒゲを生やしていても構わないのだけど、区役所の職員はふつうアゴヒゲを生やしてない気がする。なのに生やしている。そのことを指摘したら、「ヒゲ生やしたらダメなんですか?」と反論してくるような気がする。だから、めんどくさいのである。「ダメじゃないけど、ヒゲを不快に思うお客さんもいるよね?」と応えたら、「何を不快に思うかは人によって違います。だったら、ハゲを不快に思うお客さんがきたらハゲの職員にカツラかぶせるんですか?」と更にめんど臭いことを言い出すような気がする。

記事によると、砂川氏は、「平日深夜から出勤前と昼休みに執筆している」らしい。とてもがんばり屋さんなのである。がんばり屋さんの嫌なヤツほど、かかわり合いになりたくない人間はいない。

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