蒼ざめた馬を見よ

★★★★☆

実家の本棚で見つけた。ずいぶん昔に読んで、五木寛之ってなんて面白いんだ、と興奮したことを覚えている。

文庫のページは黄ばみ、なにより最近の文庫に比べると文字が小さい。一行43字で1ページが17行である。ちなみに先日読んだ「ノースライト」は一行38字で1ページは16行である。

ストーリーはすっかり忘れていたが、なんとなくオチは予想できた。それでも、懐かしさ込みで星四つあげたい。

ちなみに、今日の朝刊の広告によると、五木寛之セレクションなるものが刊行開始になり、「蒼ざめた馬を見よ」が収録されているとのこと。三十何年かぶりにたまたま読んだ作品名を新聞広告で見るというシンクロニシティ