★★☆☆☆
書店で本を手に取ったとき中身を読まないでも、これは面白そうだとか、逆に面白くなさそうだとか、感じる。それは当たりのときもあれぱ外れのときもあるけれど、当たりのほうが多い。
「ノースライト」を手に取ったとき、面白そうだとは感じなかった。でも、文庫の帯に「週刊文春2019年ミステリーベスト10第1位」とある。自分の第一感より帯を信じたのがまちがいだった。
メインの謎ではないが、青瀬夫婦が離婚した理由が最後まで分からない。岡嶋の死が自殺だったのか事故だったのか分からない(たぶん事故なのだろうけれど、イマイチはっきり書いてくれていない)。
「半落ち」とか「64」とか面白かったし、文春第１位だし、面白いんだろなと読み始めたものの、もう文春の１位は信用できんな。
