アステロイド・シティ

★★⭐⭐⭐

ウェス・アンダーソンの映画は大好きで、リアリティのないことをリアルに表現することで不思議な魅力を生み出している。そういう意味では本作もウェス・アンダーソンらしい映画なのだけれど、今回は何を描こうとしたのか意図が分からなさすぎて、戸惑いというかおいてけぼりを喰らわせられたというか、要するに「謎作」と呼ばれるような出来上がりである。